白内障は、老人性白内障の場合50才で5割、70才で8割程度、
80才以上ではほとんどの人がかかる病気だと言われています。
根本的に白内障を治すには、手術治療しかなく
あまり進行してしまうと、日帰り手術ができなくなり、痛みをともなったり、
長時間の手術になってしまう事もあるそうです。
気になる白内障の手術費用ですが、後期高齢者は現在1割負担ですので、
私の母親の場合片眼1万2千円でした。(病院によって異なるようで
平均で1万5千円程度だそうです)
但し、この金額は保険が適用される「単焦点眼内レンズ」
(遠くか近くを見えるようにする)の場合のみであり、
「多焦点眼内レンズ」(遠くも近くも見えるようにする)の場合
保険が適用されないため、片眼40万程とのことでした。
私の地域では95%が「単焦点眼内レンズ」にされているようです。
やはり費用の面もあるのでしょうが、1点(例えば単焦点眼内レンズで
遠くを見えるようにした場合)の見え方で言うと「多焦点眼内レンズ」
より「単焦点眼内レンズ」の方が見えやすいとの事なので、近くは老眼鏡を
使用する形で問題ないと考えられる方が多いかと思われます。
手術なので100%成功するということはないとのことで
感染症を起こす可能性もあるとのことでした。
そのことも考えると高額の費用をかけてまで・・なのでしょうね。
病院側も「単焦点眼内レンズ」を勧めていました。
「多焦点眼内レンズ」にされる方は、白内障になった年代
の中ではまだ若い40、50代の方がほとんどだそうです。
手術後の見え方は、個人差が大きいようです。
スポンサードリンク